ガス欠で車が止まったら|一般道・高速道路でやることと給油の出張料金

走行中に燃料が切れて車が止まったら、給油のためにその場を離れるより先に、安全を確保することが大切です。ここでは一般道と高速道路それぞれでやること、給油してもかからないときの注意点、燃料を届けてもらうときの料金を説明します。

ガス欠で止まったら、ハザードランプを点けて路肩や広い場所に寄せ、同乗者と一緒に車の外の安全な場所へ移ります。後続車に知らせるため停止表示板を車の後方に置き(高速道路では設置が義務です)、救援を呼んでください。給油しても再始動できない場合があり、ディーゼル車などは追加の作業が必要になることがあります。


ガス欠のサインは?

燃料計がEを指している、燃料残量警告灯が点いている、走行中にアクセルを踏んでも失速して止まった、といった場合はガス欠が考えられます。

止まったあとにエンジンをかけ直しても、燃料が届かなければかかりません。何度もスターターを回すとバッテリーに負担がかかるため、ガス欠が疑われるときはかけ直しを繰り返さないでください。JAFは、ガス欠時は燃料の配管からもガソリンがなくなるため、給油してもすぐには行き渡らず、スターターを多く回すことになると説明しています。

坂道に止めていて車体が傾いていると、燃料が残っていても吸い上げられず、燃料切れと同じ状態になることがあります。安全に移動できる場合に限り、平らな場所に移すと解消することもあります。


一般道でガス欠したらどうする?

失速を感じたらハザードランプを点け、惰性で進めるうちに路肩や空き地へ寄せて止めます。同乗者と一緒に車の外の安全な場所へ移り、後続車から見える位置に停止表示板を置いてから救援を呼びます。

  1. ハザードランプを点ける — 失速に気づいた時点で点け、後続車に知らせます
  2. 惰性で安全な場所に寄せる — 交差点・カーブ・坂の途中を避け、路肩や空き地へ
  3. 同乗者を歩道側から降ろす — ガードレールの外や歩道など、車の前後や車道から離れた場所へ
  4. 停止表示板・発炎筒を置く — 後方の安全を確かめてから。夜間や見通しの悪い道では特に
  5. 救援を呼ぶ — 現在地、車種、燃料の種類(ガソリン/軽油)を伝える

高速道路でガス欠したらどうする?

ハザードランプを点けて路肩に寄せ、同乗者をガードレールの外側に避難させてから、停止表示器材を車の後方に置きます。自分もガードレールの外側に避難し、非常電話か携帯電話で救援を依頼してください。高速道路上では自分で作業しないでください。

JAFは高速道路で故障や事故が起きたときの手順を、次のように案内しています。

  1. ハザードランプを点けて路肩に寄せる — 十分な幅がある路肩や路側帯へ。橋やトンネルなど路肩が狭い場所では、惰性で進める範囲で、できるだけ広い所まで進みます
  2. 停止表示器材を車の後方に置く — 同乗者をガードレールの外側などに避難させてから置きます。停止表示器材の設置は道路交通法で定められています
  3. ガードレールの外側に避難する — 橋や高架で外に出られない場合は、追突に巻き込まれないよう車より後方へ
  4. 非常電話か携帯電話で救援を依頼する — 非常電話は1kmおきにあります。携帯電話の場合は、路肩のキロポストの数字を伝えると場所が特定できます

高速道路上は大変危険です。燃料を入れる作業も含めて、自分で作業しないでください。

高速道路のガス欠は違反になる?

道路交通法第75条の10は、高速道路を走る前に燃料などの量を点検し、燃料不足で走れなくなることを防ぐよう運転者に義務づけています。JAFの会報誌JAF Mateは、燃料の残りが心配だったのに補充せず高速道路に入ってガス欠した場合は違反になり、不注意(過失)による場合も含めて罰則があると解説しています。一方で、予想外の渋滞でガス欠になった場合などは義務違反にならないとされています。

高速道路のガソリンスタンドはSA(サービスエリア)が中心で、すべてのSA・PAにあるわけではなく、夜間は閉まっている店もあります(JAF Mate・2023年の記事による)。高速道路に乗る前に、余裕を持って給油してください。


給油してもエンジンがかからないときは?

ディーゼル車は燃料の配管に空気が入り、エア抜きが必要になることがあります。燃料残量警告灯が消えるまで給油しないと始動しない車種もあります。

  • 燃料残量警告灯が消えていない — JAFは、一部の車種では警告灯を消灯させないとエンジンが始動しない場合があるとしています
  • ディーゼル車 — 燃料が切れると配管に空気が入り、燃料を吸い上げられなくなることがあります。エア抜きには専門知識が必要です
  • かけ直しの繰り返し — 配管に燃料が行き渡るまで時間がかかります。スターターを長く回し続けるとバッテリーが上がることがあります

JAFは、ガス欠を繰り返すと燃料ポンプやインジェクター、スターター、バッテリーの寿命を縮める可能性があるとしています。給油後に調子が悪い場合は、早めに点検を受けてください。


ガス欠で燃料を届けてもらう料金は?

瀬戸内ロードレスキューのガス欠対応は、基本料金16,500円と作業料5,500円からで、合計22,000円からです。燃料代は別にかかります。

項目金額
基本料金(深夜割増料金を含む)16,500円
作業料(給油)5,500円〜
合計の目安22,000円〜(燃料代別)

金額はすべて税込です。深夜割増料金は基本料金に含まれており、昼でも深夜でも同じ料金です。燃料代のほか、出張費、高速道路利用料、部品代などが別途かかる場合があります。金額は作業を始める前にご案内します。詳しくは料金のページをご覧ください。

JAFは、非会員の燃料切れの作業料金の例として、昼間・高速道路での給油作業(PA・SA以外)で32,610円(2025年7月現在。サービスカー通行料と燃料代は別)を公表しています。一般道や夜間の金額は公開されていないため、当社の料金と同じ条件では比べられません。JAF非会員の料金の見方は、JAF非会員の料金と当社の料金にまとめています。

瀬戸内ロードレスキューは、下記の対応エリアで24時間365日、電話を受け付けています。お電話では、現在地、車種、燃料の種類(ガソリン/軽油)をお伝えください。お電話でのご相談・お見積りは無料です。


対応エリア

広島県: 福山市・東広島市・三原市・尾道市・府中市・世羅町・神石高原町 岡山県: 岡山市・倉敷市・総社市・笠岡市・浅口市・井原市・高梁市・津山市

備前市・赤磐市・瀬戸内市は、距離の都合で対応していません。広島市・呉市も対応エリアには含みません。

福山市では最短20分で到着した実績があります。現場の場所や交通状況によって前後します。


よくある質問

Q. 高速道路でガス欠したら、どこに連絡すればいいですか? A. ガードレールの外側など安全な場所に避難してから、1kmおきにある非常電話か携帯電話で救援を依頼します。携帯電話の場合は、路肩のキロポストの数字を伝えると場所が伝わります。

Q. 高速道路でガス欠すると違反になりますか? A. 道路交通法第75条の10は、高速道路を走る前に燃料の量などを点検し、燃料不足で走れなくならないようにしておくことを運転者に義務づけています。JAFの会報誌JAF Mate(弁護士監修)は、燃料の残りが心配だったのに補充せずに高速道路に入り、ガス欠で止まった場合はこの義務の違反になり、不注意による場合も罰則の対象になると解説しています。一方、予想外の渋滞でガス欠になった場合などは、義務違反にならないとされています。

Q. 給油すればすぐにエンジンはかかりますか? A. すぐにかかる場合もありますが、配管に燃料が行き渡るまで時間がかかることがあります。ディーゼル車はエア抜きが必要になる場合があり、燃料残量警告灯が消えるまで給油しないと始動しない車種もあります。

Q. ガソリンを届けてもらう料金はいくらですか? A. 瀬戸内ロードレスキューでは合計22,000円から(税込)で、燃料代は別です。このほか、出張費、高速道路利用料などが別途かかる場合があります。金額は作業前にご案内します。

Q. 坂道で止まったらエンジンがかからなくなりました。ガス欠ですか? A. 燃料が少ないと、車体が傾いて燃料を吸い上げられず、ガス欠と同じ状態になることがあります。安全に移動できる場合に限り、平らな場所に移すと解消することもあります。


この記事の監修者・運営者

監修: 上田(一級自動車整備士・株式会社LIFIX 所属) 運営: 株式会社LIFIX(瀬戸内ロードレスキュー) 最終更新: 2026年9月11日

参照した出典

  1. JAF クルマ何でも質問箱「高速道路で事故や故障が発生したらどうすればいいのですか?」(2026年9月11日確認)
  2. JAF クルマ何でも質問箱「ガス欠が原因でおこるトラブルとはなんですか?」(2026年9月11日確認)
  3. JAF「燃料残量が少なくエンジンがかからない場合の原因と対処方法」(2026年9月11日確認)
  4. JAF Mate Online「大丈夫だと思ったけど、高速道路でガス欠。これって違反?」(2026年9月11日確認)